2015年8月13日、韓国・聯合ニュースによると、韓国外務省の魯光鎰（ノ・グァンイル）報道官は同日の定例記者会館で「安倍晋三首相は（近く発表する）戦後70年談話で歴史観を後退させてはならない」と強調した。環球時報（電子版）が伝えた。

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魯報道官は「韓国が一貫して求めている戦後70年談話は歴代内閣の歴史観を継承せよとの要求を、日本政府関係者は明確にしなければならない。日本の歴代首相の談話が表明してきた歴史観を、決して後退させてはならない」と述べた。

安倍首相は14日の閣議で戦後70年談話について決議する見通し。村山富市元首相の談話に盛り込まれた「植民統治」、「謝罪」などの文言が継承されるかが焦点となっている。韓国の尹炳世（ユン・ビョンセ）外相も12日、安倍首相は歴代内閣の談話と精神、歴史観を明確に引き継ぐべきだと主張した。（翻訳・編集/大宮）