子どもの教育に大金をつぎ込む韓国の親たち=「まず家庭教育だろ」「金があれば子どもとうまくいく」―韓国ネット

Record China    2015年8月14日(金) 2時2分

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12日、韓国・世界日報は子どもの教育にすべてを懸ける韓国の親たちの現状を伝えた。この報道に、韓国のネットユーザーからさまざまなコメントが寄せられている。写真はソウルの繁華街・明洞。

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2015年8月12日、韓国・世界日報は子どもの教育にすべてを懸ける韓国の親たちの現状を伝えた。

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昨年、ソウル地域の小中高生の塾通いの割合は74.4%に達した。塾通いは生徒の年齢が低いほど高く、小学生は84.3%、中学生は73.3%、高校生は61.3%が塾通いをしていることが分かった。一方、同期間の学生1人当たりの月平均の教育費は、小学校30万ウォン(約3万2000円)、中学校34万9000ウォン(約3万7000円)、高校37万1000ウォン(約3万9000円)となり、学年が高くなるほど増加する傾向を見せた。

韓国開発研究院(KDI)によると、韓国の年間私教育市場規模は33兆ウォン(約3兆5000億円)に迫る。莫大な費用を伴う私教育市場は過剰な家計支出をもたらし、「シルバープア」(貧しい高齢者)を量産する要因として指摘されている。

この報道に、韓国のネットユーザーからさまざまなコメントが寄せられている。

「まず家庭教育だろ」

「お金をかけた私教育には一生懸命だが、家庭教育は疎かにする親が多い」

「子どもへの教育はお金じゃない。関心と愛情だ」

「韓国の親たちの意識が今の韓国の私教育を作ったのだ」

「子どもは親の苦労が分かっているのだろうか」

「老後の生活を放棄してまで子どもへ投資しても、子どもは大きくなったら自分だけで成長したように考えて、どこかにいなくなってしまう」

「子が親孝行する時代は終わり、金が親孝行する時代になってしまった。年を取ってお金を持っていれば、子どもたちともうまくいく」

「塾にたくさん通って、たくさん勉強した子が必ずしも良い人間になるとは限らない」

「塾に行ったり家庭教師を付けたりしないと他の子どもより遅れるのは事実だ。そう考えると、どうしても老後の準備は先送りになってしまう」(翻訳・編集/三田)

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