2015年8月12日、韓国・聯合ニュースによると、世界的に韓流の人気が急降下しているため、韓流ブーム持続に向けた政策的支援が必要だとの主張が提起された。

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韓国貿易協会国際貿易研究院は同日、報告書「韓流の現在と拡散法案」で、「世界の主要11カ国（日本、中国、ベトナム、ブラジル、アルゼンチン、メキシコ、チリ、アラブ首長国連邦、サウジアラビア、フランス、ハンガリー）を対象に、韓流の現況について調査した結果、ほとんどの国で韓流ブームのモメンタム（勢い）が弱まっていることが分かった」と明らかにした。また、「韓流の経済波及効果を分析した結果、韓流コンテンツ産業の付加価値および雇用誘発効果は製造業を大きく上回っていることが分かった」として「韓流ブーム持続に向け、税制優遇や金融支援など、政府は韓流コンテンツ産業を積極的に育成するべきだ」と主張した。

これについて、韓国のネットユーザーはさまざまなコメントを寄せている。

「韓流ブームが永遠に続けばいいのに…。今後、韓国の経済はどうなってしまうのだろう？」

「韓流ブームによって全世界が韓国に注目するようになった。初めて韓国を訪れた西洋人に『セウォル号事件はなぜ起きたの？』『国民はなぜ政府を許したの？』と聞かれた時にはとても驚いたし恥ずかしかった。韓流以外の部分も好きになってもらえるよう、韓国はもっと努力するべきだ」

「韓流スターを見て韓国を好きになり、旅行に来て韓国を嫌いになるというのがお決まりのパターン」

「人気が落ち着いてきただけで、決して人気がなくなったわけではない。政府はしっかりと対策を考えてほしい」

「韓流は造船産業と同じ道をたどるだろう。韓流に頼らず、別の方法を探した方がいい」

「すぐに中国に追い抜かれる。人口が多いのだから、韓国人よりもきれいで歌やダンスがうまい人はたくさんいるはず！今のうちに中国人との混合ユニットを作って売り出すべき」

「日本の新大久保はどうしてあんなに廃れてしまったの？韓国の魅力をもっと広めて、活気を取り戻してほしい」（翻訳・編集/堂本）