日露戦争下、大韓帝国皇帝が露に手紙で訴え「日本の主権掌握は違法」=韓国ネット「日本の裏切りには今後も注意」「日本のせいでなく朝鮮は自滅しただけ」

Record China    2015年8月15日(土) 12時57分

拡大

12日、今から110年前、日露戦争終結直前に当時の大韓帝国皇帝・高宗がロシア皇帝に送った親書が公開され、高宗が日本を強く非難していたことが分かった。写真は韓国国立中央博物館の展示。

(1 / 2 枚)

2015年8月12日、韓国・中央日報によると、今から110年前、日露戦争終結直前に当時の大韓帝国皇帝・高宗がロシア皇帝に送った親書が公開され、高宗が日本を強く非難していたことが分かった。

その他の写真

高宗がロシア皇帝ニコライ2世に送った親書の日付は、1905年8月22日、日露が朝鮮半島などの覇権をめぐって戦っていたさなかのことだ。高宗は親書で「日本のあらゆる風習はわが国に由来しており、文字もわが国の民衆が(日本人に)教えた」などとし、大韓帝国が日本と異なり、独立国としてふさわしい長い歴史を持つと主張した。しかし、「日本が悪辣(あくらつ)にもわが国の主権を掌握」するという違法な行為に出ているために、「2000万の国民が涙を流している」などと、ロシア皇帝に国の惨状を訴える内容だ。

高宗のこうした訴えは実らず、この年の9月、ポーツマス条約締結により日露戦争は終結、11月の第二次日韓協約締結によって、大韓帝国は事実上日本の保護国となった。

これについて、韓国のネットユーザーからはさまざまなコメントが寄せられている。

「昔の人はこうして国を守るのに尽力していたのに、今の国会議員は遊んでばかり」

「独立運動をしてくださった方たちに感謝したい」

「二度と繰り返してはいけない歴史だ」

「日本の裏切り戦術には今後も注意しなければ」

「朝鮮末期の王たちはずっと無能だったし、高宗も同じ。力がないからあちこちにお願いばかりしていた。結局は、自分たちが力を付けるべきだったんだ」

「朝鮮が駄目になったのは外勢の影響もあるけど、既得権層や指導層の不正や腐敗、無能が一番の原因だ」

「無力だとどうなるかを教えてくれる歴史だ」

「結局はロシアのおかげで日本統治時代が始まったようなもの。ロシアも中国も米国も、みんな信じられない」

「朝鮮は日本のせいでつぶれたんじゃなくて、自滅したんだ」

「高宗はかわいそうでもあり、情けなくもあり」(翻訳・編集/和氣)

この記事のコメントを見る

ピックアップ



   

we`re

RecordChina

お問い合わせ

Record China・記事へのご意見・お問い合わせはこちら

お問い合わせ

業務提携

Record Chinaへの業務提携に関するお問い合わせはこちら

業務提携