2015年8月10日、中国・人民日報は、韓国の未婚女性の間で「一人結婚式」がブームになっていると報じた。

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業界関係者によると、メイクアップやドレスレンタル、撮影などを含む「一人結婚式」の値段は150〜200万ウォン（約16〜21万円）。4〜5年前では考えようにも考えられなかった現象が、20〜50代の韓国の未婚女性の間で広がり始めている。

韓国の成人男女の未婚率は4割で、経済協力開発機構（OECD）加盟国で高い水準にある。ソウル市民に占める独身者の割合は、1990年から2010年までに倍増している。高学歴女性の3人に1人以上が独身者だ。

韓国では数年前、「恋愛」「結婚」「子作り」を諦めた「三棄（三放）族」が話題となった。今ではそれに「人間関係」「住宅」「就業」「夢」が加わっている。結婚式や新居購入などを含む費用の平均が2億3798万ウォン（約2500万円）ということも、若者を結婚へと向かわせる上でのハードルとなっている。（翻訳・編集/柳川）