2015年8月8日、参考消息網は記事「ASEAN、ケリー米国務長官と手を組み中国に強硬発言」を掲載した。

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東南アジア諸国連合（ASEAN）は6日、ASEAN外相会議の共同声明を発表した。注目されるのは中国による南シナ海人工島建設に対する批判だ。名指しこそ避けたものの、「一部からは南シナ海の埋め立てに深刻な懸念が示された」との文言が盛り込まれた。

またその後に行われたASEAN地域フォーラム（ARF）で、ケリー米国務長官は、中国が埋め立てにより軍事施設を建設したことは南シナ海の航行と飛行の自由を制限し、衝突のリスクを高めたと批判した。

中国外交部の王毅（ワン・イー）部長はARFで、埋め立ては正当なものと主張。また大陸棚の権利主張のために沖ノ鳥島の補強工事をしている日本のほうがよっぽど違法だと批判した。（翻訳・編集/増田聡太郎）