＜北京五輪＞公式スポンサーにオゾン層保護を要求―中国

2007年9月26日、中国のニュースサイト新華網は北京五輪組織委員会環境部が発表した「北京2008年オリンピック・パラリンピック環境報告（2001〜2006）」の内容を伝えた。

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報告書は、北京五輪開催決定からの6年間の同組織委の歩みと働きを総括した。「緑のオリンピック」は北京五輪の重要テーマの1つで、オゾン層の保護はこれを実現するための基本理念としている。

同組織委員会は、北京五輪開催準備期間中から公式スポンサー各社に対し、オゾン層保護活動に参加するよう呼びかけ。その結果、中国大衆、マクドナルド、コカ・コーラ、海爾集団などの各社は独自にオゾン層破壊につながる物質フロンの不使用を宣言。コカ・コーラは五輪開催期間中に設置する4000台の飲料冷却設備がフロン不使用のものであると説明している。

同組織委は、すべての公式スポンサーが活動に賛同するよう引き続き求めていくと述べている。（翻訳・編集/本郷智子）