中国外相「日本は中国と張り合おうとすべきではない」=外相会談で日本をけん制、安倍首相の訪中には触れず―中国紙

Record China    2015年8月7日(金) 11時50分

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6日、中国の王毅外相はマレーシアのクアラルンプールで岸田文雄外相と会談し、歴史問題について日本をけん制する発言をした。写真は靖国神社。

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2015年8月6日、中国の王毅(ワン・イー)外相はマレーシアのクアラルンプールで岸田文雄外相と会談し、歴史問題について日本をけん制する発言をした。7日付で環球時報が伝えた。

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会談は当初の予定より1時間以上遅れての開始となった。終了後、王外相に対して記者が「意見の一致はみられたか」と尋ねたところ、同外相は「そんなに簡単なものではない」と回答。外交関係者の話によると、王外相は岸田外相に対し、「歴史問題について日本は真剣に責任ある態度を示すべきだ。ごまかそうとしてはならない。日本は同じ過ちを繰り返さないためにも、平和路線を重視かつ堅持すべき。方々で中国と張り合おうとすべきではない」と語った。このほか、安倍晋三首相の訪中に関する意見交換について、王外相は「この問題には触れていない」と答えた。

一方、岸田外相は中国側に対し、中国が東シナ海の日中中間線付近で一方的に進めているガス田開発を中止するよう求めた。今回の会談を受け、中国の外交専門家は「日中の間には数多くの難しい問題が存在しているが、外相会談の実現は首脳間の交流において想像の余地を残した」と指摘している。(翻訳・編集/野谷

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