東京五輪エンブレムの盗作疑惑問題、ベルギーのデザイナーが提訴へ「説得力のある説明がない」―仏メディア

Record China    2015年8月7日(金) 8時31分

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6日、AFP通信は、2020年東京五輪の公式エンブレムがベルギーの劇場のロゴに似ていると指摘されている問題で、ロゴを制作したオリビエ・ドビ氏が、国際オリンピック委員会(IOC)に対し、エンブレムの使用差し止めを求める訴訟を起こすこと表明したと報じた。

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2015年8月6日、AFP通信によると、2020年東京五輪の公式エンブレムがベルギーのリエージュ劇場のロゴに似ていると指摘されている問題で、劇場のロゴを制作したオリビエ・ドビ氏が、国際オリンピック委員会(IOC)に対し、エンブレムの使用差し止めを求める訴訟を起こすことが分かった。

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東京五輪の公式エンブレムを制作したアートディレクターの佐野研二郎氏は5日、東京都内で記者会見を開き、自身の作品は「世界に類を見ないものである」と述べ、作品について説明するとともに、盗作疑惑は「事実無根」であると否定した。これを受けて、オリビエ・ドビ氏は6日に声明を発表し、佐野氏は、デザインの背景にある考え方が異なっていることの説明に終始していたと指摘し、デザインをどのように開発していったかという過程については説得力のある説明がされていないと述べた。ドビ氏は、IOCに対して、エンブレムの使用差し止めを求める訴訟を10日ごろまでに提訴することを明らかにしている。(翻訳・編集/蘆田)

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