韓国人観光客「だって日本に行った方が安いから!」、韓国の国内旅行業界低迷―韓国メディア

Record China    2015年8月5日(水) 23時1分

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5日、夏の旅行シーズンを迎えた韓国で、海外旅行人気が高まる一方、国内旅行は低迷している。写真は済州島。

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2015年8月5日、中国新聞網は韓国メディアの報道を引用し、夏の旅行シーズンを迎えた韓国で、海外旅行人気が高まる一方、国内旅行は低迷していると伝えた。

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韓国から大阪に3泊4日の日程で旅行した場合、往復の航空チケット代は25万〜30万ウォン(約2万7500〜3万3000円)、2〜3つ星クラスのホテルに泊まれば1泊6万〜8万ウォン(約6600〜8800円)で、1日当たりの消費額は8万〜10万ウォン(約8800〜1万1000円)。全日程で1人70万〜90万ウォン(約7万7000〜9万9000円)程度かかるが、済州島に行った場合もホテル代が割高なため大阪旅行と大差ない。消費者の視線は手ごろ感のない国内から海外に向き始め、最近は円安を背景に日本も中国や東南アジアとともに人気の観光地となった。

このほか、高速道路の激しい渋滞や観光地でのぼったくりも国内旅行の低迷につながっている。昨年実施された調査では、「国内旅行で不愉快に思ったことは?」との質問に37.8%の人が「交通渋滞」を挙げ、32.1%が「観光地で値段をふっかけられた」、20.8%が「公衆トイレの数が少なく、汚い」と答えた。これとは別に、63.4%の人が「国内に比べ、海外旅行の方が魅力的。値段が同じくらいなら海外を選ぶ」と回答しており、朴槿恵(パク・クネ)大統領は2年連続で夏休みを国内で過ごしたが、大した効果を呼ばなかったと指摘されている。(翻訳・編集/野谷

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