「なんたる屈辱!」と激怒する人も、交通違反の「罰」に賛否両論=中国ネット「なぜ緑?赤じゃ駄目なのか?」「いいアイデアだ!」

Record China    2015年8月6日(木) 7時11分

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4日、中国広東省深セン市で交通違反をした人に対して行われた「罰」が、中国ネットユーザーの間で話題になっている。写真は緑の帽子。

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2015年8月4日、中国広東省深セン市で交通違反をした人に対して行われた「罰」が、中国ネットユーザーの間で話題になっている。

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4日、交通警察は同市内の交差点で信号無視をした市民を呼び止め、罰金を科す代わりに緑の帽子とベストを着用させてほかの市民に交通安全を呼び掛けさせた。取材した南方都市報の記者によると、30分間で20人以上が信号無視をした。多くの市民は交通警察の指示に従って交通安全を呼び掛けたが、強く反発する人もいた。それは、中国語で「緑の帽子をかぶる」を意味する「戴緑帽」は、「妻を寝取られる」という含意があるからだ。特に男性にとっては屈辱的と言える。これは、元・明代には「娼妓の夫は緑色の頭巾をかぶらなければならない」という決まりがあったことに由来するという。

車道を歩いたことで呼び止められた朱(ジュー)さんは、緑の帽子をかぶるように言われるなり激怒し、交通警察と口論となった。結局、交通警察は20元(約400円)の罰金を言い渡した。

この「罰」について、中国のネットユーザーからは、「中国人にとって緑の帽子をかぶることは侮辱だ!」「活動自体はいいけど、帽子の色は変えてくれ」「なぜわざわざ緑の帽子?赤じゃ駄目なのか?」といった反対意見もあるが、多くは「いいアイデアだ!」「全国に広めよう」「これで信号無視がなくなる」「何が侮辱だ。一番重要なのは交通ルールを守ることだ。さもないと他人や自分の命を危険にさらすことになる!」と歓迎しているようだ。(翻訳・編集/北田

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