WHOがエボラ出血熱のワクチンに「100%の効果」と発表、臨床試験は継続―海外メディア

Record China    2015年8月3日(月) 19時18分

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31日、世界保健機関はエボラ出血熱にワクチンの臨床試験で、現在のところ、100%の効果があるとことが確認されたことを明らかにした。この報道に、欧米のネットユーザーがコメントを寄せている。資料写真。

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2015年7月31日、世界保健機関(WHO)はエボラ出血熱にワクチンの臨床試験で、現在のところ、100%の効果があるとことが確認されたことを明らかにした。ロイターが伝えた。

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WHOはカナダ政府機関などが開発したエボラ出血熱のワクチン「VSV−ZEBOV」の臨床試験について、現在のところ、100%の効果があることが確認されたと発表した。ギニアで行われた臨床試験では、エボラ出血熱患者と接触した人々に対して、ワクチンをすぐに注射するグループと、時間が経過してから注射するグループに分けて行われ、すぐに注射された約4000人はは、10日経っても発症しなかった。この臨床試験の結果は英医学誌ランセットに発表された。すぐに注射することで効果が得られることが確認されたことから、今後は対象者を13〜17歳にも広げ、すぐに注射する方法で臨床試験を引き続き行うと述べ、年齢層は6〜12歳にも広げる可能性があることを明らかにした。

この報道に、欧米のネットユーザーがコメントを寄せている。

「素晴らしい成果だ。医学界における大きな転換点となる臨床試験に関わったすべての人たちに賛辞を贈る」

「やっといいニュースが届いた!ブラボー!」

「この数年は鬱々としてニュースが多かったけれど、久しぶりに心からうれしくなった。関係者の皆さん、ありがとう」

「いいニュースだ。けれど、100%効果があるなんて言わない方がいいよ。ばかげているから」

「科学よ、ガンバレ!」

「これは科学の勝利であるだけでなく、WHOや国際社会の協力の勝利だ」(翻訳・編集/蘆田)

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