2015年7月30日、インド洋の仏領レユニオン島海域でマレーシア航空MH370便の部品と思われる残骸が発見されたとの報道に、乗客の家族からは「信じない」との声が上がっている。同日付で長江新聞が伝えた。

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2014年3月8日にクアラルンプールから北京に向かう途中で消息を絶った同便には中国人154人を含む乗員乗客239人が乗っていた。

30日午前に取材に応じた中国人の乗客家族は、「こんな情報は信じない。曖昧な情報に何度も振り回されて、そのたびに辛い目にあった」と回答。同便に乗っていた母親が消息不明となって以来、生活は大きく変わり、航空機に対する恐怖心も芽生えたという。さらに「今は混乱している。結果が分かってから話をしたい」と述べ、情報の信ぴょう性については不信感を抱いているものの、残骸発見のニュースに「非常に驚いている」と胸の内を明かした。（翻訳・編集/野谷）