Record China 2015年7月28日(火) 11時35分
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27日、米大統領選の共和党予備選候補ドナルド・トランプ氏が「韓国は狂っている」と発言したことをめぐり議論が起きている。資料写真。
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2015年7月27日、韓国・東亜日報は米大統領選の共和党予備選候補ドナルド・トランプ氏が「韓国は狂っている(crazy)」と発言したことをめぐり議論が起きていると報じた。
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トランプ氏は21日、米サウスカロライナ州サンシティで行った遊説で、「サウジアラビアは1日に数十億ドル(数千億円)を稼いでいても、何か問題が発生したら米国の軍隊が解決しないといけない」と述べた後、「韓国もそうだ。彼らは(米国で)数十億ドルを稼いでいく。韓国は狂っている」と述べた。
報道は、「これは企業家であるトランプ氏が米韓安保同盟をよく理解せずに出た発言であることには明らか。韓国は在韓米軍駐留のための分担金として毎年1兆ウォン(約1100億円)近い金を出している」と指摘した。一方で、「米国の本音を探ってみるとトランプ氏の主張を単なる狂気じみた『毒舌のオンパレード』とするのも難しい」とし、端的な例として、今年3年目を迎える米韓自由貿易協定(FTA)について、「ワシントンでは対韓貿易赤字を取り上げ、米国が損害を被るのではないかという見方がある。昨年、米国の対韓貿易赤字は250億ドル(約3兆800億円)となり、FTA発効前の11年に比べて115%増加した」と伝えている。
報道は、トランプ候補が度重なる暴言にもかかわらず、共和党候補の中で高い支持を得ている理由を、「米国の白人社会が公然とは口にしがたい問題を取り上げることで、保守層に満足感を与えている」との分析を伝え、「『韓国は狂っている』という発言が、米国では非難を浴びなかったのもこうした情緒と無関係ではないだろう」とした。
この報道に、韓国のネットユーザーからさまざまなコメントが寄せられている。
「トランプが大統領になったら、米軍には撤退してもらおう」
「米軍が日本と韓国に駐留したいのは、米国に利益があるからだろうが」
「米軍は撤退してくれ。どうしても朝鮮半島に駐留したければ、金を払って駐留しろ」
「まあ、ある意味正しい指摘だ」
「自分の力で国を守れないんだから仕方ない」
「無知から出た発言なんだろう。だが、無知がどんな結果を招くのか、最もよく表しているのは韓国だ」
「トランプが大統領になったら、米韓関係は最悪だな」
「桂タフト密約を覚えているぞ。米国はフィリピンを取り、日本は朝鮮を取った。日米は韓国を同じように見ているのだろう」
「こんなこと言われてまで米軍にカネを払って駐留してもらわなくて結構。これまで私たちが出した防衛分担金で独自に兵器の開発をしていたら、おそらく今ごろは韓国製の戦闘機はもちろん、戦艦も配備できていた」(翻訳・編集/三田)
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