韓国狙ったサイバー攻撃は1日100万件超=IPアドレスは主に中国の東北地方も、情報当局者「相当数は北朝鮮による攻撃」―中国メディア

Record China    2015年7月26日(日) 17時46分

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25日、中国・新浪軍事は、韓国を狙ったサイバー攻撃が1日100万件超に上るとしたうえで、攻撃を試みたIPアドレスは主に中国の東北地方のものだったと報じた。資料写真。

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2015年7月25日、中国・新浪軍事は、韓国を狙ったサイバー攻撃が1日100万件超に上るとしたうえで、攻撃を試みたIPアドレスは主に中国の東北地方のものだったと報じた。

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24日付の韓国・朝鮮日報は韓国情報当局の話として、韓国政府および韓国国内の主要機関に対して海外からサイバー攻撃が行われた件数は、23日の1日だけで100万件を超えたと伝えた。

攻撃を試みたIPアドレスは、中国の瀋陽青島、延吉などが主で、東南アジアや米国のものも含まれていた。だが情報当局の関係者は「ハッカーは、ほとんどが複数の迂回(うかい)路を経ているため、IPアドレスを攻撃の原点だとみることはできない」としたうえで、「このうち相当数は、北朝鮮が他国のIPアドレスを経て攻撃してきたものだ」と語った。

北朝鮮は昨年5月から9月にかけて、ゲームを装った悪性アプリをばらまき、韓国国内のスマートフォンおよそ2万台に感染させた。同12月には韓国水力原子力(韓水原)に不正アクセスして原発の設計図などを窃取した。専門家らは「北朝鮮のサイバー攻撃能力は米国・中国に次ぐ水準だ」と指摘する。

一方、北朝鮮は、韓国側の非難に対し「捏造(ねつぞう)だ」と反発している。「こうした大規模な攻撃を行うのは、北朝鮮のネットワーク技術水準では難度が高い」という指摘も一部にある。(翻訳・編集/柳川)

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