2015年7月24日、環球網は記事「三菱マテリアル、米国人と中国人に対し強制労働を謝罪＝なぜ韓国には謝罪しないのかと韓国メディア」を掲載した。

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三菱マテリアルは19日、米ロサンゼルス市で第二次世界大戦時に元米兵捕虜を強制労働させた問題について謝罪した。三菱マテリアルは英国、オランダ、オーストラリアの被害者にも謝罪する方針を公表したほか、中国人労働者に労働を強いた問題でも謝罪し補償金を支払う方向で準備を進めていることも明らかとなった。

こうした動きに「なぜ韓国人には謝罪しないのか」と怒りを示したのが韓国メディアだ。韓国・聯合ニュースは、日本が侵略の歴史を否定していること、集団的自衛権を強行採決したことを国際社会は批判しているが、この圧力が三菱マテリアルの謝罪につながったと分析。それにもかかわらず法律的な条件が異なるとの理由で韓国の徴用工に謝罪しないのはおかしいと不満を示した。韓国紙アジア・トゥディは米国にだけ謝罪したのは日本のおもねりにほかならないと断じている。（翻訳・編集/増田聡太郎）