2015年7月24日、韓国・聯合ニュースによると、韓国政府は中東呼吸器症候群（MERS）による自宅隔離者がすべて解除となる来週初めにも、事実上のMERS終息宣言を出す見込みだ。

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韓国国務総理室や保健福祉部の関係者によると、韓国政府は来週初めに国務総理主催のMERS対応汎政府対策会議を開いた後、国民に向け「日常に復帰を」とのメッセージを発する予定だ。世界保健機関（WHO）からは、最後の患者の完治から28日後にMERS終息を宣言するよう勧告があったものの、政府は「その前に国民に『心配しなくて良い』とのメッセージを出す必要がある」（政府関係者）との立場だ。

最後の自宅隔離対象者は27日午前0時に隔離解除となる予定。一方、陽性反応が出ている患者は1人になっているが、完治判断のための遺伝子検査の判定がこれから下されるため、WHO基準にのっとれば、終息宣言は早くとも8月下旬以降になる。

これについて、韓国のネットユーザーからは次のようなコメントが寄せられている。

「WHO基準に合わせた方が良い。勇み足で騒いで、また大恥をかくことのないように」

「保健福祉相はMERS終息宣言の日に辞任しますか？」

「再発したら一大事だ。政府は確実に収拾しろ」

「お願いだから、朴槿恵（パク・クネ）政権はMERS問題をきっかけに学んでほしい」

「終わるのか。本当に良かった」

「医療スタッフの苦労に、心からありがとうと言いたい」

「マスク業界の社長はたくさん稼いだろうね」

「経済を再生させてほしい」

「責任取る人は誰も出ないまま終息？」

「治療中の人がいるのに終息だって？まだ感染する余地があるんじゃないか？」

「政府は何も言うな！政府が言うと、必ず反対のことが起こる。ただ黙っていてくれるのが一番だ」

「さあ、見合い相手を探そう」（翻訳・編集/和氣）