2015年7月22日、韓国・聯合ニュースによると、日本の文化財団が、平壌（ピョンヤン）栗里（ユルリ）寺址の石塔の返却を訴えた北朝鮮仏教団体の要求を拒否した。

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韓国の市民団体によると、栗里寺址石塔（以下、石塔）を保有している日本の大倉文化財団は、東京簡易裁判所で開かれた調停の期日に書面で「北朝鮮の朝鮮仏教徒連盟の返還要求に応じることはできない」と回答した。大倉文化財団は、「石塔の所有権を約100年前に取得し、その後、長期間管理してきている。朝鮮仏教徒連盟は1945年に結成されたが、1965年ごろに解散して1972年に再結成されている。石塔の法律上の所有権は持たないと思われる」と主張した。

この報道に、韓国のネットユーザーから、さまざまなコメントが寄せられている。

「高麗時代の石塔だ。名品だね」

「蓮華台座の上に八角5階の非常に特異な形式の石塔だ。国宝級に値する」

「栗里寺址石塔、綺麗だね。日本人が欲しがるはずだ」

「いつから盗んだものにも所有権が認められるようになったんだ？」

「日本は文化財の盗人集団だ」

「さあ、力を見せるときがきたぞ、どうする北朝鮮？」

「北朝鮮に仏教徒なんているのか？」

「『北朝鮮仏教団体』なんて存在しない団体だろうから、返したくても返せないだろう」

「北朝鮮は、安倍を拉致して交換条件でも出さない限り、持って帰るのは難しい」

「日本の文化財なんだから、当然日本のものだろう」（翻訳・編集/三田）