2015年7月22日、中国経済網は香港メディアの報道を引用し、台湾を旅行で訪れた中国の少女が母親と口げんかをした結果、現地の警察の世話になる騒ぎになったと報じた。

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当事者となったのは高雄を訪れた15歳の少女で、街中で赤信号を無視し、大声で話をする母親をいさめたところ、口論に発展した。少女の「お母さん、ここは台湾。中国の習慣を持ち込まないで。台湾の交通ルールを守ろう」という言葉に激怒した母親が少女に暴言を浴びせたり、つねったりしたため、少女はツアーの集団から離れて自分でホテルに帰ることを決意したが、道に迷ってしまい、警察に助けを求める事態となった。

少女は警察官に対し、「台湾の人は交通ルールを守り、小声で話をすると聞いていた」と話しており、少女の行動について、中国のネットユーザーからは以下のようなコメントが寄せられている。

「立派な子どもだ。悪い環境に染まらずに育った」

「確かに今の若者は親の世代に比べてマナーが良くなった」

「中国のすべての若者がこの少女のように親に注意することができたら、中国人の民度はもっと向上するのに」

「実際のところ、中国でマナーが一番悪いのがおばちゃんたち。それに人口が多すぎるのも問題だ」

「教育の大切さがよく分かった」

「社会システムがすべてを左右する。中国人だって米国に行って3カ月もすれば信号無視の悪習を捨てることができる」

「中国だったら交通ルールを無視していいってこと？」

「目上の人間を敬うという気持ちが足りない。国外の文化に洗脳されるな」

「仮に親がやったことが間違ったことだとしても、注意する方法をしっかり考える必要がある」

「自分の会社が入っているオフィスビルでは、若者が順番無視でエレベーターに乗り込もうとする。中国人の民度の低さは生まれつきだ」（翻訳・編集/野谷）