2015年7月22日、韓国・ヘラルド経済は、日本の世界遺産登録や竹島の領有権問題、韓国による日本産水産物輸入規制など、日韓の間に悪材料が続出し、両国関係が薄氷の上にあると報じた。

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国交正常化50周年を迎え、両国が友好ムードに傾くかと思われたところでまず問題となったのが、世界遺産に登録された日本の施設での「強制労働」だ。韓国が主張する「強制労働」を日本側は認めておらず、合意の糸口は見えていない。また21日、日本の防衛白書で竹島を日本領土としたことについて、韓国側は「未来への努力を無にする」と猛抗議した。さらに同日、日本政府は韓国が行っている日本産水産物の輸入規制について、世界貿易機関（WTO）に提訴する方針を明らかにし、韓国での反発が強まっている。

そして、最大の懸案ともみられているのが、安倍晋三首相が8月に発表する予定の談話の内容だ。「謝罪」や「おわび」の文言を盛り込むかは明らかになっておらず、韓国の外交関係者からは、内容によっては秋にも開催かと思われた日韓首脳会談の実現も遠のくとの指摘が出ている。

これについて、韓国のネットユーザーからはさまざまなコメントが寄せられている。

「安倍（首相）は韓国を国とは思っておらず、自分たちの植民地だと思っている。国と国との外交とは思えない。ただやられるばかりの韓国政府が情けない」

「国交断絶こそが正解」

「韓国も、日本との努力はやるだけやった。もう終わりにしてもよいのじゃないか？」

「良心的な日本の首相が誕生しなければならない」

「安倍はわざとやってるみたいだね」

「安倍と金正恩（キム・ジョンウン）さえいなければ、世界は平和」

「朴槿恵（パク・クネ）大統領は、何を根拠に日本との交渉がうまく行っているなんて言ったのかな？夢でも見たのか？」

「ここまで来ると、さすがにムカつく」

「日本のヒトラー・安倍（首相）の口から何を望むんだ？。もう良好な関係に戻れる状態じゃなくなった」

「盧武鉉（ノ・ムヒョン）元大統領なら、東京にミサイルを撃って、対馬に爆撃機を飛ばしただろうけど、親日の朴槿恵は目を閉じ耳をふさいでいる」（翻訳・編集/和氣）