2015年7月21日、韓国・デジタルタイムズによると、韓国経済研究院は同日、「中国家電製品の技術力が急成長する一方で、韓国の家電製品は伸び悩んでいる」と指摘する報告書を発表した。

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韓国経済研究院は同日、報告書「韓国家電産業の日中韓国際競争力比較および政策提言」を発表した。報告書によると、中国の「顕示的比較優位指数（機械・電子製品分野）」は、09年は1．86だったが13年には2．10となり12．9％も上昇した。それに対し韓国は、09年の1．75から13年は1．78と1．7％の上昇にとどまった。日本は同期間で1．59から1．56と1．8％下落した。

顕示的比較優位指数は世界の輸出市場における特定商品の競争力を判断するのに使われる指標で、数字が大きいほど国際競争力が高いことになる。

祥明大のクォン・セフン教授は「日中韓3カ国の家電産業の技術格差が縮まっている」と指摘。「韓国の機械・家電製品が競争力を維持するには、モノのインターネット（IoT）と電子製品を融合させた製品や先端センサー技術を用いたプレミアム製品などの開発に力を入れるべき」と主張した。また、韓国メディアは「このままでは日本のようになる」と懸念している。

これについて、韓国のネットユーザーは以下のようなコメントを寄せている。

「日本人は高くても日本製品を買うが、韓国人は少しでも安い製品を買う。韓国製品よりも中国製品の方が安ければ、迷わず中国製品を買う。自国民をカモにする韓国企業は滅びるだろう。そして韓国企業が滅びれば庶民も滅びる。韓国は滅びる運命だ」

「韓国製品は輸出よりも内需が問題。日本製品が一番安く売られている国は日本だが、韓国製品は国内よりも外国で勝った方が安い」

「サムスンやLGは本当に韓国企業か？こんなにも国民に嫌われている企業もめずらしい」

「日本には確かな技術があるが、韓国には何もない」

「韓国は当然日本の後を追うだろう。上の人たちが親日派なのだから仕方ない」

「品質が日本のようになってくれたらよいのだけど…」

「韓国は日本とは違う！日本は部品産業が強いが、韓国はほかに頼れるものがない」

「日本と比較するな。日本の基礎科学のすごさを知らないの？家電が売れなくても十分生きていける」（翻訳・編集/堂本）