2015年7月20日、中国新聞網は韓国メディアの報道を引用し、中東呼吸器症候群（MERS）が韓国の海洋観光産業に打撃を与えていると報じた。

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韓国海洋水産部長官は20日、「MERS流行の影響で、韓国行きのクルーズツアーがキャンセルになったり、国内の海水浴場、漁村を訪れる観光客が激減したりしている」と説明し、「政府は一連の措置を講じて全力で海洋観光産業の立て直しを図る」と表明した。

統計によると、これまでに取り消された韓国行きのクルーズ船は95便に上り、この勢いが続いた場合、今年クルーズ船で韓国を訪れる外国人観光客は延べ22万人減ると予測されている。経済的な損失は2576億ウォン（約277億円）に達する見通しだ。（翻訳・編集/野谷）