新国立競技場、ゼロベースで計画見直しへ=中国ネット「五輪招致の公平性が損なわれる」「なぜわざわざ外国人建築家を?」

Record China    2015年7月20日(月) 10時26分

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19日、2020年の東京五輪のメインスタジアムについて、安倍首相は「ゼロベースで計画を見直す」ことを発表した。資料写真。

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2015年7月19日、新華網は、2020年の東京五輪のメインスタジアムについて、安倍首相が「ゼロベースで計画を見直す」と述べたことを伝えた。

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17日、安倍首相は、スタジアム建設のコスト削減のために、現在の計画を白紙に戻し、ゼロベースで計画を見直すことを決定した。安倍首相は、「オリンピックは国民全員の祭典。だが、現在の状況で国民の皆さんから祝福される大会にすることはできないと判断した」として「1カ月ほど前から計画の見直しができないか検討してきた」と明かした。

現在のデザインは、イギリスのザハ・ハディド氏によるものだが、当初約1300億円と見積もられた建設費が2520億円にまで膨れあがっていた。安倍首相は具体的な金額に言及していないが、政府関係者によると、コストは1800億円程度に抑える予定だという。

17日、菅義偉官房長官は記者会見で、ハディド氏との契約を解除し、半年以内に新たなコンペを行うと語った。秋には新たなプランを固め、予算を見積もる。安倍首相は「当初予定されていた2019年のラグビーW杯には間に合わない」と述べた。

これについて、中国のネットユーザーからは以下のような声が上がっている。

「五輪招致の公平性が損なわれるのでは?」

「日本は第二のギリシャになるのかな」

「人民の首相だな、敬服する」

「日本の建築家は欧米よりも信頼できるのに、なぜわざわざ外国人のを選んだの?」(翻訳・編集/岡本悠馬)

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