2015年7月18日、韓国・ニューシスによると、日本の別所浩郎駐韓大使は、ソウルの日本大使館の建て替えに関連して、「新しい建物で、新しい日韓関係を開きたい」と所感を述べた。

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別所大使は18日、日本のメディアに対し、「多くのことを見てきた建物なので、感無量だ」とした上で、このように述べた。日本メディアは「日韓国交正常化から5年後の1970年に建てられたソウルの日本大使館の建物は老朽化し、45年ぶりに再建が決定された」とし、「17日にはこの建物での業務を終え、大使館機能を隣接するビルに移転する作業が18日に始まった」と報じた。

日本メディアはまた、「現建物の前では、従軍慰安婦問題で日本政府の謝罪などを求める抗議集会が92年から毎週水曜日に開かれてきた」とし、「2011年には慰安婦の被害を象徴する少女像が設置されたが、日本政府の撤去要求に韓国政府が応じない状況が続いている」と説明した。

この報道に、韓国のネットユーザーから多くの意見が寄せられている。以下はその一部。

「少女像のせいで逃げていくんじゃないか」

「近所のビルに移転するのではなく、日本に移転しろ」

「建物が新しくなろうと関係ない。日本とは距離を置いた方が無難だ」

「少女像の撤去を要求するのではなく、自ら作って設置してみろ。そうすれば一気に日韓関係は改善する。新しい建物は無力だ」

「新しい関係って、戦争じゃないだろうな？」

「現在の日韓関係に至るまでに、日本も間違っていたが、私たちにも間違いがあった。日本となれば、是非に関係なく無条件に嫌悪する私たちも考え直す必要がある」

「新しい建物と共に、新しい気持ちで始めよう。新しい日韓関係を」

「私たちは、日本との良好な関係を結びたい。しかし、安倍（首相）が嫌韓を助長し、謝罪もしない。これだとよい関係は生まれない」

「過去を否定せず、平和の道を選択して、新しい建物とともに、新しい日韓関係を築いてほしい」

「韓国内には反日エネルギーが渦巻いているが、これを少しでも北朝鮮王朝打倒のために使っていなのが不思議だ」（翻訳・編集/三田）