2015年7月17日、環球網は、韓国の黄震夏（ファン・ジンハ）国会国防委員長が、北朝鮮に対する「核の傘」の提供を中国は考慮した方がよいと発言したと報じた。

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環球網によれば、黄震夏国会国防委員長は、韓国が米国による核の傘に入ることで核開発を放棄したのと同じように、北朝鮮に核開発を放棄させる代わりに、中国が「核の傘」を提供すればよい、と発言したことを紹介。北朝鮮の核開発は、米国による核の脅威に対抗し、政権を強固にするためなのだから、この提案は現実味があるとしている。

このニュースが中国版ツイッター・微博（ウェイボー）で伝えられると、中国のネットユーザーからさまざまなコメントが寄せられた。

「北朝鮮の核開発は世界征服のためだし」

「金正恩の野心を甘く見すぎではないか？」

「金正恩は絶対に中国の言いなりになることはしない」

「たとえ中国が同意したとしても北朝鮮は同意しないよ。わがままなんだから」

「いい考えだねえ。でも北朝鮮は恩義を知らない国で、中国はすでにずいぶん援助しているんだけどね」

「それはダメだ。なんで中国が北朝鮮の尻を拭かなければならないのだ？」

「中国が北朝鮮に駐軍する以外に確かな方法はない」

「北朝鮮が恐れているのは米国の核よりも通常兵器の方」

「中国の核の傘は韓国をも含んでしまいますが」

「まあ中国の核は地球上のどこであってもカバーできるんだけどね」

「ポイントは、中国を信用できるのかどうかということ」（翻訳・編集/山中）