2015年7月17日、韓国・聯合ニュースによると、米国のオバマ大統領が韓国の教育熱や教師について強く称賛する発言をしたとして、韓国で話題になっている。

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オバマ大統領は15日（米現地時間）、オクラホマ州の高校で行った演説で「韓国では教師が医者と同等の報酬を受け取っており、教育（教師）を最高の職業として捉えている」と述べた。この発言は、教育の重要性に加えて、低所得層によるインターネットへのアクセス拡大の必要性を強調した文脈で出たものだ。

オバマ大統領は2009年の就任当初から、数回にわたり韓国の教育熱や教育制度を称賛する発言をしているが、記事は「公教育崩壊や塾市場の過熱に見舞われている韓国国内の否定的な現実とはかけ離れた発言」と紹介した。

これについて、韓国のネットユーザーからはさまざまなコメントが寄せられている。

「オバマよ、しっかりしろ」

「医者の初任給は1000万ウォン（約110万円）、教師の初任給は150万ウォン（約16万円）」

「医者のインターン時代の月給くらいはもらえるかも」

「オバマ大統領が言ってるのは、売れっ子の塾講師のことだろう」

「オバマは何か大きな錯覚をしているようだけど、悪くはないね。真実を知るより、こうして言ってくれれば、韓国のイメージが良くなる」

「ふざけたことを言ってるな。おまえが韓国に来て英語教師でもやれ」

「その演説の文章は、セヌリ党（韓国の政権与党）が書いたのかな？」

「オバマの最大の短所は、韓国をよく知らないのに何かと過大評価する点だ」

「味方をしないとやばいことについては日本の味方をするか黙認（事実上は日本を手助け）しながら、こういうどうでもいいことについては韓国を持ち上げるという戦略だ」

「口では韓国を褒めながら、日本と手を結んでいる」

「教師を辞めたい人が列を成してるのに…」（翻訳・編集/和氣）