Record China 2015年7月16日(木) 13時13分
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14日、ギリシャでは債務危機の影響で、富裕層が不動産を処分する動きが強まっている。中国やロシアを中心とした海外のバイヤーが注目している。写真はミコノス島。
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2015年7月14日、シンガポール華字紙・聯合早報によると、ギリシャでは債務危機の影響で、富裕層が不動産を処分する動きが強まっている。価格が債務危機前の半値にまで落ち込んでいることから、中国やロシアを中心とした海外のバイヤーが注目している。中国網が伝えた。
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ギリシャの不動産を扱うロシア企業の責任者は、「海外から多くのバイヤーがこの絶好の機会を狙っている。価格はさらに下がる可能性もあり、取引価格を大幅に軽減できる」と話す。多くの資産家は代々受け継いできた不動産まで処分せざるを得ない状況に追い込まれている。政府の課した巨額の不動産税を負担しきれないためだ。
調査によると、ギリシャの不動産価格は09年比で50%にまで暴落している。ギリシャの不動産会社の責任者は、「ロードス島の別荘は数年前に160万ユーロ(現在のレートで約2億円)で販売していた。だが今では80万ユーロだ」と話す。14年以降、ギリシャの高級不動産への需要が高まっており、特に中部のハルキディキ県や地中海のクレタ島が人気だ。
買い手の多くは中国人とロシア人だが、隣国のブルガリアやセルビアからの引き合いも増えている。(翻訳・編集/岡田)
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