東証株価が急反発、2万円を回復=中国株上伸で投資家心理強気に―売買停止の上海銘柄、一部取引再開

八牧浩行    2015年7月13日(月) 12時51分

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13日、東京株式市場で日経平均株価が急反発、節目となる2万円を回復した。午前の終値は前週末比231円44銭高の2万0011円27銭。中国・上海株式相場が上昇して始まったため投資家の買い意欲が高まり、広い銘柄が買われた。写真は東京証券取引所。

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2015年7月13日、東京株式市場で日経平均株価が急反発、節目となる2万円を回復した。午前の終値は前週末比231円44銭高の2万0011円27銭。取引時間中の2万円台は8日以来、3営業日ぶり。中国・上海株式相場が上昇して始まったため投資家の買い意欲が高まり、広い銘柄が買われた。

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中国・上海株価は先週打ち出された官民の相場下支え策の結果、多額の資金が株式市場に流入するとの期待から続騰。中小株やベンチャー株も上伸している。相場乱高下の局面で売買を停止していた銘柄のうち365銘柄が13日売買を再開した。先週下落が目立ったインフラ株も買い進められた。ただ今週中に中国4〜6月期実質国内総生産(GDP)や6月の主要経済指標の発表を控え、様子見気分も強い。(八牧)

■筆者プロフィール:八牧浩行

1971年時事通信社入社。 編集局経済部記者、ロンドン特派員、経済部長、常務取締役編集局長等を歴任。この間、財界、大蔵省、日銀キャップを務めたほか、欧州、米国、アフリカ、中東、アジア諸国を取材。英国・サッチャー首相、中国・李鵬首相をはじめ多くの首脳と会見。東京都日中友好協会特任顧問。時事総合研究所客員研究員。著・共著に「中国危機ー巨大化するチャイナリスクに備えよ」「寡占支配」「外国為替ハンドブック」など。趣味はマラソン(フルマラソン12回完走=東京マラソン4回)、ヴァイオリン演奏。

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