Record China 2015年7月14日(火) 13時15分
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10日、中国メディア・鳳凰網は、日本人女性になぜ肥満体形の人が少ないのか、その秘密について論じた。写真は日本人女性。
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2015年7月10日、中国メディア・鳳凰網は、日本人女性になぜ肥満体形の人が少ないのか、その秘密について論じた。
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日本は肥満率が世界で最も低い国の1つである。しかも、日本人男女共に平均寿命は世界のトップレベルに達しており、心臓・血管疾患の罹患(りかん)率は非常に低い。また、日本では肥満体形の女性が昔からほとんど存在しておらず、これらのことはある種の謎とさえ言われている。
肥満は人種との関係はほとんど無い。日常生活において何を、どのように食べるかが、遺伝などと共に健康や体型を決定する大きな要素の1つである。以下に日本食の秘密を紹介する。
1:箸の使用
日本では箸を使用して食事することが一般的である。箸の使用によって、食事の速度がゆっくりになり、自分で注意しなくても食事量が減ることになる。通常、胃が膨れてから脳が満腹感を感じるまでに20分かかると言われており、箸を使用してゆっくりと食事をすることで、脳が満腹感を感じるまでの間に余分な食べ物を胃に詰め込まなくて済む。
2:量の少なさ
日本料理の量は一般的に非常に少ない。また、日本には「腹八分に医者いらず」と言うことわざも存在しており、満腹になるまで食べないことが良いとされている。食事量が少ないことは、健康に大きなメリットがあるだけでなく、食費の節約にもつながる。
3:良質の炭水化物
ご飯や麺類、豆類など、日本食に含まれる炭水化物の量は非常に多く、料理の総カロリーの3分の1にも達している。一方、西洋では、炭水化物は肥満の大敵と見なされているが、この違いは炭水化物の質の差によるところが大きい。
4:みそ汁
日本独特のみそ汁には、ビタミンEやカルシウム、ミネラル、タンパク質などが豊富に含まれている。これらは消化を助けるだけでなく、カロリーの過剰摂取を防ぐとともに、血圧低下作用や動脈硬化予防の効果もある。さらに、みそ汁にはアンチエイジングやがん予防の効果もあると言われている。
5:大豆製品
日本人は大豆製品を好んで食す。大豆には、植物性タンパク質や大豆イソフラボン、食物繊維が多く含まれており、美肌やシェイプアップにも効果がある。また、大豆は炭水化物が消化されて糖に変化する速さを相対的に表す数値・グリセミック指数(GI)が低い食品で、消化吸収が遅いために満腹感が長く続き、血糖値とインスリン濃度の変動が少ないため健康維持にもメリットがある。(翻訳・編集/秋田)
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