2015年7月10日、韓国・ソウル経済によると、「弾が貫通する防弾チョッキ」や「1970年代のおんぼろ潜水艦装備」など、韓国軍への不良軍事用品の納入問題が続く中、今度は「いんちき軍帽」が納品されていたことが分かった。

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ソウル中央地検は10日、品質評価書を捏造（ねつぞう）し、汗の吸水性などが基準に達しない軍帽を納品した容疑で、軍事用品専門衣料品業のJ社代表を起訴した。韓国軍兵士がかぶる帽子は、汗の吸水性や速乾性を考慮し、綿素材を65％使用すると決められているが、J社は原価を抑えるため綿を34％、残り66％をポリエステルで製造していた。軍による品質検査対策で、韓国衣類試験研究院のテスト結果を捏造していた。

J社は同様の手口で2012年10月から2013年3月にかけ、4万6400個の帽子を納品しており、これにより得た金額は1億4600万ウォン（約1580万円）に上る。

これについて、韓国のネットユーザーからはさまざまなコメントが寄せられている。

「軍隊は総合不正機関か？兵士たちは命を懸けて国を守っているのに、ふびんだ」

「軍用品の不正は利敵罪だ！」

「国防の不正はエンドレスだな」

「軍人には金を惜しむものじゃない。苦労してるんだから、最上品を納めろ」

「次の大統領選挙では、軍隊の不正を厳しく罰すると公約する人に投票する」

「韓国に不正なくやっている所があるのかな？」

「こういう記事が出たら、変わるんだろうか？」

「こんな人は売国奴として法廷の最高刑を適用すべき」

「ベルトや靴下も調べて」

「詐欺師も問題だけど、検品自体やってるの？」

「どうして軍隊は1から10まで不正まみれなんだ？それで国を守ろうって？」

「韓国は本当に国家なのか？ごみためじゃないのか？」（翻訳・編集/和氣）