戸籍データを見たら知らぬ間に1児のパパになってた!個人情報の漏えいが原因か―中国

Record China    2015年7月13日(月) 10時2分

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9日、中国広東省広州市に暮らすある親子が戸籍データのとんでもない記録に頭を痛めている。資料写真。

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2015年7月9日、信息時報によると、中国広東省広州市に暮らすある親子が、戸籍データのとんでもない記録に頭を痛めている。

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当事者であるAさんの話によると、2013年に居民委員会(自治会的な組織)で手続きした際、孫が生まれたことを祝う言葉がかけられた。Aさんに息子はいるが、結婚どころか交際相手もいない。慌てたAさんが息子に電話で確認したところ、息子も「全く身に覚えがない」という。Aさんが委員会の「計画出産」に関する資料を見てみると、孫は2012年10月生まれ、母親は湖南省出身の女性となっていた。

状況を知った居民委員は、上部組織である街道弁事処に相談するよう勧めたが、同弁事処はAさんに派出所に行くよう促した。しかし、地元の派出所はこれを受理せず、事件が発生した現地の派出所に届け出るよう指示。やむなくAさんは「孫の出生地」の派出所に出向いたがここでも受け付けてもらえず、最終的に「孫の生まれた病院」に行ってみた。返ってきた答えは「調査を進めるには、弁護士か公安に介入してもらうしかない」だった。

Aさんは「息子は今年23歳。もうすぐ結婚し、子どもも持つことだろう。今のままでは一人っ子政策に違反してしまう」と焦っている。最近も街道弁事処に行って自分の連絡先を残してきたが一向に連絡がない。この問題について、地元の関係者は「Aさんの息子の個人情報が漏れたことが原因ではないか」と話すが、2011年に発行された身分証明書を紛失したことはない。Aさんは「たらい回しにされて、どこに行ったら解決してもらえるのか分からない」と頭を抱えている。(翻訳・編集/野谷

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