2015年7月9日、韓国・聯合ニュースによると、韓国外交部の尹炳世（ユン・ビョンセ）長官は「明治日本の産業革命遺産」の世界遺産登録をめぐる日韓協議について、「対話を通じて解決した好例」だと改めて評価した。

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尹長官は9日、ソウル市内で開かれた討論会で講演し、日本との交渉が「日韓関係史上、最も難しい交渉の一つだった」とした上で、交渉結果について「われわれの正当な懸念が忠実に反映される形で決まった」と強調した。また、登録決定後、争点であった施設での「朝鮮人の強制労働」について日本側が否定したことを念頭に、「（日本が）今後、国際社会の期待に応じる誠実な後続措置を通じ、両国関係が好循環に発展することを望む」と述べた。

両国関係については、「国交正常化50周年を関係改善の転機とするとの意思を持ち、この間、多方面から努力してきた」とし、「努力の結果、このところ両国関係改善のための雰囲気がそれなりにつくられている」と述べた。

これについて、韓国のネットユーザーからはさまざまなコメントが寄せられている。

「朴槿恵（パク・クネ）政府はこうして漫画政治をやってる」

「口だけ達者だ。行動で見せてくれ！」

「太平洋戦争の遺族として言わせてもらう！黙れ！」

「そもそも登録を防げなかったおまえは親日だ」

「いまだに日本が善行をすると信じるおまえはおかしい」

「マジで気になるんだけど、この人、どこの国の人？よく分からないよ」

「韓国語が上手な日本人かと思うね」

「政府は独島（日本名：竹島）を世界遺産に推薦しろ」

「日本よりも先に長官がまともになってほしい」

「長官のレベルがこの程度とは、韓国人であることが恥ずかしい」

「海外メディアでは、軍艦島が世界文化遺産に登録されたというニュースだけが広がっている。強制労働について日本が態度を変えたという記事は、よく見てもなかなか見つからない」

「こんなひどい裏切りをされて、世界的な屈辱を受けたのに、関係改善の雰囲気？」（翻訳・編集/和氣）