2015年7月8日、韓国・朝鮮日報によると、韓国の高齢化が今後加速度的に進み、2060年には日本に次いで世界第2の高齢化国家になるとの予測が発表された。

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韓国統計庁が8日発表した「世界と韓国の人口現況及び展望」によると、韓国の高齢人口（65歳以上）の割合は今年13．1％となり、1960年の4．5倍に増えた。今後も比率は上がり続け、2030年には24．3％、2060年には40．1％になると予想されている。世界133カ国中、韓国の高齢化率は現在51番目だが、2030年には15位、2060年には2位にまで上昇する見込みだ。

一方、15〜64歳の生産年齢人口の割合は2012年に73．1％を記録して以降減少しており、2030年は63．1％、2060年は49．7％と予想された。さらに、高齢者扶養率（生産年齢人口比の高齢者割合）は、現在17．9％で世界54位だが、2060年には80．6％に急上昇、世界で3番目になる見込みだ。

これについて、韓国のネットユーザーからはさまざまなコメントが寄せられている。

「韓国は理由もなく出生率が下がっているわけではない」

「子どもは3人くらい産みたいけど、お金がかかるのが怖い」

「高齢者福祉に投資するのと同じくらい、出産の奨励にも投資して」

「自分だけでも苦しいのに、どうやって子どもを産めと言うのか。子どもに謝りながら生きるのは嫌だ」

「海外に移民するのが正解」

「2060年の前に、来年のことをちゃんと予測して」

「最近の様子を見てると、その前に国がつぶれそう」

「お金がないなら、一人で生きるのが楽」

「僕は2060年に70歳。その頃は自分が国のお荷物になるのか。悲しい」

「お金がないなら、絶対に子どもを産むべきじゃない。子どもまで冷遇される存在になる」

「分かり切ったことでは？朴槿恵（パク・クネ）大統領も結婚してないしね」

「毎日が大変なのに、45年も先の心配を？」（翻訳・編集/和氣）