最も危険な殺りく兵器は自動車?死亡事故の急増に警鐘―中国

Record China    2007年9月16日(日) 9時4分

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13日、中国では一日平均300人が交通事故で命を落としており、今後12年で5倍に増える勢いで自動車が増え続けている。自動車が最も身近で最も危険な存在になりつつある。(資料写真)

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2007年9月13日、世界保健機関(WHO)の交通事故に関するレポートが報道された。世界中で年間120万人が自動車事故で命を落としており、2020年には倍増し、240万人になると予測されている。中でも今後10年間で自動車がもっとも増える国が中国と見られている。

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中国では交通事故で死亡する人数が年間10万人で、この数字は国別の絶対数で最多。また交通事故件数に占める死亡率が最も高い国でもあり、先進国の10倍に上る。WHOは今後12年間で交通事故死者が年間50万人に達するだろうと予測している。

中国では現在、一日あたり300件の死亡事故が発生しているが、WHOは今後この数字が一日1500件にまで増えてもおかしくないと見ている。また中国国内のデータによると、一度に10人以上が死亡する重大事故が2006年には38件も発生。このままでは今後、自動車がもっとも危険な殺りく兵器になりかねないと警告している。(翻訳・編集/WF)

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