子どもたちが水鉄砲で「日本兵」を撃ち、市内を引き回す=戦勝70周年イベントに批判の声「こういう愛国は間違っている」「恐ろしい教育だ」

Record China    2015年7月7日(火) 11時59分

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5日、山東省の子どもたちが八路軍に扮して旧日本兵を水鉄砲で撃ち、戦勝70周年を祝うイベントが行われた。ネット上では批判コメントが多数書き込まれている。

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2015年7月6日、人民網は中国版ツイッター・微博(ウェイボー)公式アカウントで、山東省の子どもたちが八路軍(中国共産党軍)に扮(ふん)して「鬼子(旧日本兵)」を水鉄砲で撃ち、戦勝70周年を祝うイベントが5日に行われたと伝えた。

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イベントに参加した子どもは数十人。それぞれ手に水鉄砲や、風船に水を仕込んだ「爆弾」を手にし、日本兵に扮して街中に散らばった地域の職員を相手に激しい戦闘を繰り広げた。「最終的に日本兵は制圧され、市街を引き回された」という。

このニュースに、多くの中国人ネットユーザーが批判的なコメントを書き込んでいる。

「リアル抗日神ドラマか。おふざけもたいがいにしてほしい」

「いつまでたっても目覚めない民族」

「侵略されたことがそんなに自慢すべきことなのか?」

「驚きだな。こんな教育があっていいのか」

「こんな子どもの頃から恨みを植えつけるなんて、恐ろしい教育だ」

「こういう愛国は間違っている。もっと前向きな伝え方をしていくべきだ」

「子どもの頃からアホにさせられ、大人になったらつける薬もないバカになる」

「こういうのを軍国主義教育というのではないかな」

「これは教育なのか、それともただのゲーム?」

「歴史を改ざんしていると日本を批判しながら、自分たちはまったく歴史を尊重していない」

「別にいいと思う。子どもは楽しそうだし、誰かを傷つけているわけでもない。どうしてこんなに批判コメントばかりなのだろう」

「現実の戦争はこんなに楽しくないだろう。ナンセンスの極みだ」

「祖国のために戦い命を落とした人々をバカにしている」

「どうして紅衛兵はいないんだ」

「日本兵の服を着ただけで良い人も悪く見えてしまうのが不思議」(翻訳・編集/岡田)

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