2015年7月2日、チャン・イーモウ（張芸謀）監督の最新作「THE GREAT WALL」（長城）のクランクアップ発表会で、存在しないはずの入場券が2万元（約40万円）の高値で取り引きされたことが話題だ。新浪が伝えた。

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チャン・イーモウ監督にとって初の英語作品として注目される「THE GREAT WALL」。米俳優マット・デイモンをはじめ、中華圏からはアンディ・ラウ（劉徳華）、エディ・ポン（彭于晏）、韓流グループEXOの華人メンバーのルハン（鹿［日含］/ルー・ハン）、TFBoysのワン・チュンカイ（王俊凱）と人気スターが多数出演している。

2日、北京市でクランクアップ発表会が行われた。一般公開されないメディア向けの発表会だったが、ネット上には「4万元（約80万円）でチケット求む」などの書き込みが数多く出現した。高額を提示してチケットを熱望する人たちのお目当ては、ルハンとワン・チュンカイのナマ姿を見ること。発表会当日、会場にはファンが大挙して押し寄せ、防護盾を持った大量の警備員との間でもみ合いになるトラブルも発生した。

会場にやって来たファンの中には、違法業者に2万元（約40万円）を支払い入場券を購入した人も。これは違法業者による会場内への「誘導」サービスを購入したもので、網の目をくぐって入場を試みる場合もあるようだ。

なお、マット・デイモンも中国アイドルの熱狂的ファンの行動について、「クランクイン当日、ホテルに花束が400個も届いていたよ」と驚きを語っている。（翻訳・編集/Mathilda）