2万組の夫婦が第二子出産を申請、「一人っ子政策」の緩和進む―上海市

2007年9月13日、上海市第12期人民代表大会常務委員会は、一人っ子政策の現状について諮問を行った。市人口・一人っ子政策委員会の謝玲麗（シエ・リンリー）主任は2004年以来条例にのっとり約2万組の夫婦が第二子の出産を申請したと明かした。

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2004年、「上海市人口・一人っ子政策条例」が発効した。同条例は従来の一人っ子政策を緩和し、一定条件下では第二子の出産を認めている。条件としては1）夫婦がともに一人っ子であること、2｝夫婦のいずれかは上海市の農民戸籍であり、かつ一方が一人っ子であること―など7種の条件が挙げられている。またそれ以外にも再婚夫婦の出産を認めるなどの別項目の条件も設けられている。

上海市政府は第二子出産の条件付き認可について何度も検討を重ねており、上海市の出生数の大幅な増加と、同政策との関連性は薄いと結論づけている。（翻訳・編集/KT）