2015年7月2日、韓国・聯合ニュースによると、韓国は先月ごろから中東呼吸器症候群（MERS）問題で海外からの観光客が激減しているが、逆に海外旅行に出かける韓国人はむしろ増えたことが分かった。

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2日、韓国旅行大手のハナツアー、モドゥツアーの2社によると、6月に海外旅行に出かけた韓国人は25万3000人で、昨年同期より18．4％増加した。行き先は、東南アジアが29．4％で最も多く、日本27．6％、中国21．5％、ヨーロッパ13．1％などとなっている。ハナツアーの関係者は「6月初旬にはMERSの影響で海外旅行予約が減るなど一時的な影響を受けたが、4週目から回復に転じ、最終週に予約が集中した」と説明した。

6月30日現在、ハナツアーの7月の海外旅行予約客は昨年同期より15．8％増加、8月は23．7％増加している。

これについて、韓国のネットユーザーからはさまざまなコメントが寄せられている。

「お金がなくて生活が苦しいっていう話はどこへ？」

「これなら政府の悪口を言う必要がないじゃないか」

「自宅隔離対象は何だったんだ？」

「国民のせいにするな。韓国がとても危険で、いつどうなるか分からないような雰囲気を作り出した国のせいだ」

「安全な所にしばらく逃げていただけ」

「国内では不安だし、海外に行く時間とお金があったら、僕でも行ったと思う」

「自分のお金で旅行に行くのに、とやかく言うことはない」

「MERS問題の初期には、みんなじっと動かず海外旅行商品も売れなかったから、旅行会社が破格で出していた。だから6月中旬以降は旅行客が増えたんだろう」

「もし戦争が起こったらどんなことになるか想像が付く」

「こういう意識だから、国が侵略されるんだ。自分も韓国人だけど、韓国国民の意識レベルは最悪だ」

「さすが、輸出強国の韓国だね」（翻訳・編集/和氣）