<ボイス>「領土を占領したのは日本だ!」=日本に媚び、中国に根拠なく敵対する台湾―台湾作家が批判

Record China    2015年7月1日(水) 21時0分

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1日、中国では台湾を中国の一部だとみる人も多く、台湾を親日的だとし否定的な姿勢を示す人も少なくない。台湾について台湾の作家・李敖氏は、自身の見解を語った。写真は台湾総統府。

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2015年7月1日、中国では台湾を中国の一部だと考えており、台湾に対して「親日的だ」と否定的な姿勢を示す人も少なくない。台湾と世界について、台湾の作家・李敖(リー・アオ)氏は、自身の見解を語った。

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李氏は、「台湾は考えがねじまがった島だ。大局を見る目がなく、米国に依存し日本に媚びている。台湾の中国への対抗心は、蒋介石の反共産党教育が始まり。台湾が中国を敵視する理由は、『中国が台湾の領土を狙っているから』というが、中国は台湾の領土を占領したことはない。むしろ、台湾の一部である釣魚台(尖閣諸島=日中のほか、台湾も尖閣諸島の領有権を主張している)は、米国が日本を支援し占領したのだ。それなのに台湾はただ黙ることしかできない」と、台湾に対し、根拠のない理由で中国を敵視する一方で、危害を加えられた日本に対しては弱腰だと批判した。

李敖氏は中国に生まれ、その後家族で台湾に移住。中国近代史学者・時事評論家・作家などの顔を持ち、中台で知られた人物だ。(翻訳・編集/内山)

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