もっと公共交通の利用を!自家用車の急増に建設部幹部が警告―中国

Record China    2007年9月13日(木) 17時41分

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9月16日から、中国の全国108の都市で、公共交通ウィークとして、自動車の利用を減らし公共交通を利用するキャンペーンが行われる。写真は激しい渋滞も日常茶飯事の南京市中心部。

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2007年9月11日の報道によると、北京、上海天津など全国108の都市で、今月16日から22日までを公共交通ウィークとし、自動車の利用を減らし公共交通を利用するキャンペーンが行われる。22日は‘ノーカーデー’とし、一日でガソリン3300万リットルの節約、3000トンの有害ガス削減を見込んでいる。

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建設部のある幹部は「将来的には公共交通の利用率を50%に引き上げたい」と話す。「そのためには政策も必要で、たとえば自家用車は応分の対価を支払うべきだ」と強調した。

また、別の幹部も自家用車の抑制が急務と話す。「中国の全エネルギーの20%が交通に使われている。抑制策を採らなければ30%に到達するのは目に見えている。これまで道路の建設や拡張に予算の8割を投入してきたが、今後は公共交通の整備に重点を置くべきだ」と政策転換の必要性を述べた(翻訳・編集/WF)

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