Record China 2015年6月26日(金) 21時50分
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26日、日本の女子サッカーはここ10年間で徐々に最盛期を迎えつつある。
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2015年6月26日、日本の女子サッカーはここ10年間で徐々に最盛期を迎えつつある。サッカー日本女子代表(なでしこジャパン)は、2011年のワールドカップ(W杯)で優勝し、2012年のロンドン五輪では銀メダルを獲得、さらに2014年のU‐17代表もW杯で優勝するなど、アジアを代表する強豪チームの名に恥じない成績をあげている。「規律を尊重すれば、結果は自ずとついてくる」。恐らく、これが日本の女子サッカーの発展を形容するのにふさわしい言葉だろう。
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100年近い歴史を持つ日本男子サッカーに比べ、日本女子サッカーの歴史は決して長くない。1986年までは「全日本代表」として国際大会に参加した女子代表チームがあるだけで、1989年になってようやく6チームからなる日本初の女子サッカーリーグが発足した。
中国の女子サッカー代表が台頭してすでに年数がたち、1999年のW杯で準優勝した際にも、日本の女子サッカー代表はまったく目立たない存在で、それまでのW杯でベスト8にも入れないチームだった。
身体的条件から言えば、日本の女子サッカー選手は中国の女子サッカー選手に比べて小柄で細身だが、ここ最近の数年間では、世界大会で大柄の選手が多いドイツやスウェーデン、米国などのチームにも負けないほどの強さを身につけ、技術面だけでなく、戦術や心理面においても一流のレベルを見せている。
実のところ、日本女子サッカーの発展を語る際、日本の男子サッカーの台頭について触れないわけにはいかない。2014年のブラジルW杯では予選リーグを突破できなかったが、1998年に初めてW杯に出場して以降、日本サッカー代表は5回連続W杯出場を決め、うち2回ベスト16に進出している。
男子サッカーの発展と同様に、日本の女子サッカーのレベルが安定して向上してきた最も重要な点は、青少年サッカー選手のための完備された育成システムを構築したことにある。地道に国内リーグや競技システムを構築するところから徐々に発展し、代表チームに優れた選手を常に供給できる環境を作り上げてきた。
日本の女子サッカーのなでしこリーグ(Lリーグ)は1989年にわずか6チームで発足した。2015年のなでしこリーグ改革により10チームからなる「なでしこリーグ」、10チームからなる「なでしこリーグ2部」、12チームからなる「チャレンジリーグ(3部相当)」の3部制となった。
リーグ戦以外に、日本には多くの女子サッカー大会が存在する。毎年開催される皇后杯全日本女子サッカー選手権大会や全日本大学女子サッカー選手権大会、全日本高等学校女子サッカー選手権、女子フットサル大会、U-15青年フットサル大会など、各年齢層のサッカー愛好者たちにシステム的な訓練や試合に参加できる機会を与えている。
注目すべきなのは、日本社会の女子サッカーの発展に対する関心と支持の高さで、リーグ戦の各試合やグラウンドの条件、観客数、中継のレベルも年々向上している。
学校の部活動も日本サッカーの発展を推進するもう一つの原動力になっている。日本には小中学校に女子サッカー部があることは珍しいことではなく、優れた女子サッカー選手を選抜するための良きプラットフォームになっている。例えば、昨年の2月に開催された第22回全日本高等学校女子サッカー選手権の決勝戦で、ゴールを決めた藤枝順心高校の杉田妃和選手はU‐17W杯で優勝を飾った代表チームの核心的メンバーとして活躍した。
日本女子サッカーには現在20歳以下の代表チームが6チームあり、U‐15からU‐20まで各年齢層のチームが揃っている。サッカーの発展のための規律を重視し、一歩ずつ足績を残してきたことが、日本女子サッカーの急速な発展を実現させたのであり、この結果はごく当然なことだったと言える。
女子W杯カナダ大会のベスト8進出をかけた決勝トーナメントの第1回戦で、前回王者の日本代表はオランダ代表を2対1で破った。日本はこの後、オーストラリアとベスト4をかけて戦う。(提供/人民網日本語版・翻訳/MZ・編集/武藤)
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