Record China 2015年6月29日(月) 10時51分
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25日、中国は製造業の新たな成長戦略を推し進めており、目標はもはや韓国を追い越すことではなくなっている。写真は中国の高速鉄道。
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2015年6月25日、韓国紙・中央日報によると、中国は製造業の新たな成長戦略を推し進めており、目標はもはや韓国を追い越すことではなくなっている。中国は2008年に初の高速鉄道を開通させたばかりだが、今や28カ国と高速鉄道の輸出を協議している。韓国は中国よりも4年早く高速鉄道を開通させたにもかかわらず、いまだ輸出で業績をあげられないままとなっている。環球時報(電子版)が伝えた。
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韓国貿易協会の李鳳傑首席研究院は、中国は国土が広く、テストや商用化できる区間が多く、高速鉄道を急速に成長させられるが、電気自動車や太陽エネルギー、風力発電など他の分野でも韓国をリードしていると指摘。ハイエンドクラスのスマートフォンや半導体、フラットパネルなどでは韓国が優位にあるものの、製造業全体で見ると、韓国はすでに中国が追いかける存在ではなくなっている。
中国政府は5月18日に発表した「中国製造2025」で、製造大国から製造強国への転換を掲げる新たな成長戦略を打ち出した。次世代情報通信技術や高性能NC機械、ロボット技術、航空・宇宙設備など10分野の産業を重点的に発展させることを決定している。
韓国産業通商資源部は5日、中韓自由貿易協定(FTA)に関する経済影響評価報告書を国会に提出した。年内にもFTAを発効させる動きが加速しているが、中国製工業製品の輸入によって、韓国ではFTA発効後5年以内に製造業に年平均7019億ウォン(約772億円)、10年以内に同4687億ウォン(約515億円)の損失が生じると予測されており、最大の問題は中国の技術発展のペースが速すぎることだと指摘されている。(翻訳・編集/岡田)
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