2015年6月23日、韓国・聯合ニュースによると、21日に開かれた日韓外相会談の際、日本は竹島の領有権問題を直接提起しなかったことが分かった。

【その他の写真】

伊原純一アジア大洋州局長は同日、自民党の外交部会などの合同部会で、21日に開かれた岸田文雄外相と尹炳世（ユン・ビョンセ）韓国外相の会談について、「両国の関係改善を優先させるため、岸田外相は竹島という固有名詞を使わず、『両国間には未解決の困難な問題が残っている』と指摘した」と明らかにした。

これに対し、出席議員からは「竹島問題は重要な問題だ。竹島という固有名詞を出し、はっきりと指摘するべきではなかったのか」などと批判の声が上がった。

これについて、韓国のネットユーザーはさまざまなコメントを寄せている。

「日本が領有権を主張しなければ、独島（竹島の韓国名）は島を占拠している韓国のものと認めたことになる！」

「独島だけじゃない。対馬も早く返して！」

「証拠もないのに、日本が独島の領有権を主張できるわけない」

「日本は教科書で独島の領有権を主張しているじゃないか。ふさけたことを言うな」

「韓国政府はなぜ『独島を奪おうとするな』と言えないの？日本人の前ではプライドを捨て、ヘラヘラ笑うことしかできない情けないやつらだ」

「今この瞬間にも、『独島は日本の領土』といううその情報が世界に広まっている。外相会談でしっかり話し合うべきではないのか？安倍首相にやられっぱなしで恥ずかしくないのか？守りきることができないのなら、いっそ日本にあげてしまえ」（翻訳・編集/堂本）