韓国大統領、対日発言が「強硬」から「柔軟」に変化=韓国ネット「朴大統領には原則も信念もない」「日本の方には変化がないけど…」

Record China    2015年6月22日(月) 21時10分

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22日、韓国の朴槿恵大統領が日韓国交正常化50周年に際し発する記念メッセージが注目される中、朴大統領のこれまでの対日発言の変化にも注目が集まり、韓国のネットユーザーからさまざまなコメントが寄せられている。写真は朴大統領。

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2015年6月22日、韓国・聯合ニュースによると、韓国の朴槿恵(パク・クネ)大統領が日韓国交正常化50周年に際し発する記念メッセージが注目される中、朴大統領のこれまでの対日発言の変化にも注目が集まっている。

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朴大統領は日本に対し「歴史の直視」を求め続けてきたが、その強さは時々の状況により変わった。2013年の大統領就任当時から貫いた「原則的強硬論」は、2014年初めには強さを増した。2013年末に安倍首相が靖国神社を参拝、河野談話の修正指示の動きなどが出ていたためだ。このとき朴大統領は「過ちを認められない指導者は新たな未来を開くことができない」と安倍首相を批判した。

しかし、日韓関係のこう着状態が長期化し、北東アジア情勢の急変により関係改善の必要性が叫ばれるようになった昨年夏のメッセージは、多少和らいだ空気がみられた。「正しい歴史認識」を求めながらも、日本政府への批判的な発言はなかった。さらに今年に入り、歴史・領土問題と経済・安保協力問題を分離して捉える「政経分離」の基本に沿い、過去ではなく未来志向的な発展に焦点を合わせる方向に変わりつつある。

これについて、韓国のネットユーザーからはさまざまなコメントが寄せられている。

「朴大統領には原則も信念もない」

「同胞には強硬、国民には独裁、自分の故郷の日本には柔軟」

「また『幽体離脱』が始まった。地球上にこんな大統領が存在するなんて。もう辞めて町内会長でもやったら?」

「歴史の歪曲(わいきょく)ばかりするやつらと、どんな対話をするんだ?」

慰安婦問題は被害の当事者が生きている間に謝罪と補償を受けるべきだ」

「ずる賢い日本人には絶対に譲歩するな!」

「日本にはまったく変化がないけど…」

「まさか過去を忘れようと言うつもりじゃないだろうな。きちんとした過去の清算がなければ未来を築くことはできない」

「歴史的に見たら、日本と韓国は水と油の関係。付き合う必要はない」

「懸案が多いのは分かるけど、姿勢を変えるには時期尚早だ」

「中国とロシアのせいで、米国が脅してくるからだろう。歴史教科書の歪曲、独島(日本名:竹島)問題の解決ができなければ、大統領は売国奴だ」(翻訳・編集/和氣)

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