中国端午節の連休、日本が最も人気の旅行先に―中国メディア

Record China    2015年6月19日(金) 17時41分

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18日、中国の海外旅行熱は年々高まっているが、今年の端午の節句はちょうど小・中学生の夏休みにあたる。写真は北京の空港。

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2015年6月18日、中国の海外旅行熱は年々高まっているが、今年の端午節(端午の節句)はちょうど小・中学生の夏休みにあたる。複数の旅行社に取材したところ、今年の端午節の連休の人気旅行先は香港、台湾、東京、バンコクなどで、なかでも日本が中国人観光客の最も人気の旅行先になると予測されている。中国新聞社が伝えた。

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端午節の連休中、両親や子供を連れて家族で旅行をする人は少なくない。中国の大手旅行サイト「携程旅行網」の最新データによると、現時点で、受け付けた海外航空券の予約数は普段の40%増。また、多くの旅行社で販売されている「ファミリーツアー」「ハネムーンツアー」「ショッピングツアー」などのツアー商品が高い人気を集めている。

これまで中国人観光客に最も人気の海外旅行先は韓国だったが、中東呼吸器症候群(MERS)の影響を受け、ソウル、済州島へ旅行に行く人の数が明らかに減少し、大部分の人が東京、大阪、バンコク、プーケット島などに行き先を変えている。業界の予測によると、日本は夏休みの最も人気な海外旅行先になる見込みだ。

豪華客船のクルーズツアーの路線を変更している旅行社も少なくない。本来は韓国の仁川、ソウル、プサンなどの都市に寄るはずだったクルーズツアーの路線は、沖縄、福岡、長崎などの日本の都市に変更され、韓国で観光しようと考えていた中国本土の観光客の視線を日本に向けさせている。

最近、円相場が初めて1元=20円を超えて13年ぶりの最安値を記録したことや、日本の中国のクルーズツアーに対するビザ免除措置などのニュースがプラスの影響を生み、中国人観光客の日本旅行熱が明らかに高まってきている。これをビジネスチャンスと捉えた多くの旅行社も、相次いで東京ディズニーランドや大阪のユニバーサル・スタジオ、富士急ハイランドなどのテーマパークを楽しむツアー商品を売り出している。

また、香港や台湾、カンボジア、マレーシア、シンガポールなどの東南アジアやタイのプーケット島、サムイ島、インドネシアのバリ島などの離島も多くの中国人観光客を惹きつけている。(提供/人民網日本語版・翻訳/MZ・編集/武藤)

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