富豪が最も増加したのは中国、世界全体の新富豪の半数以上占める―米機関

Record China    2015年6月18日(木) 12時17分

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15日、中国は新たに増えた富豪が世界で最も多く、増加幅で世界1位となった。

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2015年6月15日、AFP通信によると、米ボストン・コンサルティング・グループ(BCG)は世界の富豪に関する最新の報告書を発表した。2014年において資産が100万ドルを超える富豪は1700万人(2013年は1500万人)。世界全体の個人資産に占める割合は2013年から1ポイント増え、41%となった。2019年には46%に達すると予測されている。17日付で環球時報が伝えた。

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富豪が最も多い国は米国で、690万人。2位は中国で、2013年の240万人から361万人と大幅に増加した。中国で新たに増えた富豪の数は世界全体の増加数の半数以上を占め、増加幅で世界1位となった。国民に対する富豪の割合が最も多いのはスイスで、人口の13.5%が富豪であることが明らかになった。

報告書は、富豪が増加している原因は世界各地で株式と資産価値が上昇していることにあるとした。AFP通信は、「上海株式市場はアジアで最も株式価格の上昇した市場の1つだ」と報じている。米フォーブスは報告書で、株式市場の成長により中国本土の富豪が増加していると指摘。資産1億ドルを超える「スーパー富豪」と資産100万〜2000万ドルの一般富豪との間で格差が広がっているとされ、今後も格差が広がっていくことが予想されている。

なお、報告書における資産は現金および現金化が容易な株式、債券、積立保険などの金融資産で、不動産や企業株式、コレクション、消費財などは含まれていない。(翻訳・編集/岡田)

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