中国の大型旅客機「C919」の受注507機に、試作1号機は年内完成―中国メディア

Record China    2015年6月17日(水) 14時45分

拡大

16日、中国商用飛機有限公司が明らかにしたところによると、現地時間15日にフランス・パリ郊外で第51回パリ・エアショーが開幕した。

(1 / 3 枚)

2015年6月16日、中国商用飛機有限公司が明らかにしたところによると、現地時間15日にフランス・パリ郊外で第51回パリ・エアショーが開幕した。その初日に、平安国際融資租賃有限公司と商用飛機が大型旅客機「C919」50機の購入意向合意に調印した。これにより平安租賃はC919の19番目の「お得意さま」になった。また、中国普仁集団有限公司が出資するドイツ普仁航空有限公司も商用飛機との間で、地域路線用ジェット旅客機「ARJ21−700」およびC919各7機計14機の購入意向合意に調印した。C919の受注数は累計507機になった。

その他の写真

C919は国際的耐空性基準に完全に準拠して研究開発された1通路(ナローボディ)ターボファンエンジン機で、現在は製造工程の「攻め」の段階に入っている。試作第1号機は商用飛機の上海市浦東区にある組立製造センターで組立作業が進められており、機体構造は結合が終わり、搭載するシステムの取り付けが順次行われている。風洞試験、アイアンバード構造試験(油圧操縦リグ装置試験)、航空電子システム総合試験、電源システム試験なども着実に実施され、計画では年内に完成する見込みだ。(提供/人民網日本語版・翻訳/KS・編集/武藤)

この記事のコメントを見る

ピックアップ



   

we`re

RecordChina

お問い合わせ

Record China・記事へのご意見・お問い合わせはこちら

お問い合わせ

業務提携

Record Chinaへの業務提携に関するお問い合わせはこちら

業務提携