南シナ海問題、フィリピン軍が中国を名指しで非難、「自衛のための戦争が起きる可能性がある」と警告―中国紙

Record China    2015年6月16日(火) 12時54分

拡大

15日、フィリピン軍が新たな報告書の中で中国に言及し、南シナ海における中国の活動を非難した。写真は南シナ海。

(1 / 2 枚)

2015年6月15日、環球時報はフィリピンメディアの報道を引用し、フィリピン軍が新たな報告書の中で中国に言及し、南シナ海における中国の活動を非難したと報じた。

その他の写真

同報告書は「これまでフィリピンの海洋主権と安全がおろそかにされてきた」と指摘し、国家が直面している問題の1つとして南シナ海における中国の「傲慢な行動」を挙げた。その上で、「今日の戦争は国際法上の制限を受けるが、主権や自衛を理由に戦争が発生する可能性は依然存在する」としている。

これについて、中国の専門家は「フィリピン政府は声を上げ続けることで国際社会の同情を買い、日米が南シナ海問題に介入するための口実を作ろうとしている」と指摘している。独メディアによると、フィリピンはここ2年、中国に対する抗議を強めており、13年1月には南シナ海問題について国連海洋条約に基づき中国を提訴。また、今月はベニグノ・アキノ大統領が訪問先の日本で中国の南シナ海での活動を「ナチスを想起させる」と発言したことで、物議を醸した。(翻訳・編集/野谷

この記事のコメントを見る

ピックアップ



   

we`re

RecordChina

お問い合わせ

Record China・記事へのご意見・お問い合わせはこちら

お問い合わせ

業務提携

Record Chinaへの業務提携に関するお問い合わせはこちら

業務提携