200万円の賄賂で副県長になった男、公金8000万円を不正蓄財=中国ネット「やっぱり役人はもうかる」「上司への賄賂は自分への投資だ」

Record China    2015年6月16日(火) 7時22分

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13日、中国山東省●沢市(●は草かんむりに河)巨野県の元副県長・陳宜民被告に対し、同市中級人民法院はこのほど、汚職と公金流用の罪で懲役12年の実刑判決を下した。写真は人民元。

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2015年6月13日、中国山東省●沢市(●は草かんむりに河)中級人民法院はこのほど、同市巨野県の元副県長・陳宜民(チェン・イーミン)被告(42)に対し、汚職と公金流用の罪で懲役12年の実刑判決を下した。北京晨報が伝えた。

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陳被告は07年10月、収賄などの容疑ですでに逮捕、起訴されている劉貞賢(リウ・ジェンシエン)元県党委常務委員の自宅で、10万元(約200万円)の賄賂を渡し、次回の人事異動で自分を副県長に任命するよう依頼。陳被告は同年12月に副県長に任命された。

陳被告は副県長であった07年12月から13年1月までの期間中、その地位を利用して単独または共同謀議の上、数々の建設開発プロジェクトで請求額の水増しや公金の私的流用、詐欺などの不正行為を行い、約400万元(約8000万円)を横領した。同被告はこの事実をすべて認めている。

この記事に対する中国のネットユーザーの反応は以下の通り。

「10万元で副県長になれるんだったら、俺は喜んで50万元出すぞ」

「元手はわずか10万元、利益は400万元。やっぱり役人ってもうかるんだな」

「俺の村の書記はもっともうけてるぜ」

「河北省はもっとひどいよ」

「上司への賄賂は投資と同じだね」

「金で地位を買った役人が中国にどれだけいるか、考えただけでも恐ろしい!」(翻訳・編集/本郷)

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