Record China 2015年6月14日(日) 22時27分
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英教育誌が発表したアジア大学ランキングで、上位100位に入った大学数は中国が日本を上回った。これに対する中国のネットユーザーの反応は複雑で、対照的に日本のネットユーザーは、余裕しゃくしゃくだ。写真は北京大学。
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2015年6月13日、米紙ウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ)は、英教育誌タイムズ・ハイヤー・エデュケーションが10日に発表したアジア大学ランキングで「上位100位に入った大学数は中国が日本を上回った」と報じた。これに中国のネットユーザーは「利益追求型の教育、ひどいものだ」などと複雑な反応を示し、日本のネットユーザーは「大事なことは量より質」などと余裕しゃくしゃくだ。
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WSJによると、ランキングは教育環境、研究量、国際化など13項目の指標に基づいて評価される。100位以内に入った日本の大学数は、昨年の20校から減って1位の東京大学を含む19校。中国は北京大学が4位に入り、計21校が100位以内になった。
また、中国・国際在線によると、英クアクアレリ・シモンズ(QS)が発表した「QSアジア大学ランキング」で、中国は1位となり、過去最高となる110の大学が「アジアの300校」にランクインした。 2位の日本は68校、3位の韓国は45校だった。
中国のネットユーザーは、こうした結果を素直に喜べないと受け止めたらしく
「中国は世界ランキングで戦うべきだ。アジア最大の国が周辺の小さな国と比べて何になる」
「世界を相手にしたら中国なんてたいしたことない。利益追求型の教育、ひどいものだ」
「東京大学のプロモーション動画をパクった復旦大学もランクインしてるのか?」
「日本に対する評価が低すぎる。ランキングは信用できるのか?」
「アジアには日本以外にまともな国はあるのか?」
「中国の110校のうち大陸は74校で、台湾は28校、香港は7校がランクインした。大陸はこんなに広いというのに…これが教育レベルの差というものだ」
などの声が集まった。
日本のネットユーザーからは
「大事なことは量より質。 数だけ上回ってもねぇ」
「13億強に対して110校でしょう、すごい?かね」
「あれだけの人口を考えると優秀な大学や学生はもっと多くても不思議ではないんだけどね」
「校数の比較、意味があるのかね?マナーがちっとも改善されないのは何故ですか?」
「ノーベル賞受賞者数で順位を付けるのが、先進国標準ですが!」
「その頭脳は全て『技術のパクリ』に投入される」
などのコメントが寄せられた。(編集/KU)
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